ベクター画像は、円、長方形、直線、曲線などの図形で構成されています。各図形は通常、原始的なカーソルによる描画作業のシーケンスで作成されます。それは、カーソルをある点に移動し、別の点まで線を引き、そこからまた別の点までコントロール点による曲線を引きます。これらの図形に線および / または 塗りで作品を仕上げます。
線とは、線幅と色によって図形の輪郭を描くことです。使用する色は、通常の無地色または各種グラデーションにすることができます。
これらの図形による画像情報を有することで、品質を損なうことなく、画像をどんな大きさにでも拡大・縮小でき、コンピュータ制御機器による切り抜き、パターンの縫い付け、印刷などを行うこともできるようになります。
これは、画像情報がピクセルと各ピクセルの色の値のグリッドで構成されるビットマップ画像とは対照的です。これらの画像は拡大で劣化し、切り抜き、縫い付け、描画などのアプリケーションには不十分です。
同じ画像は、各種図形や一連の線と塗りを使って多くの方法で描画することができます。最終的な目的によって、どの方法が良いか選ぶ必要があります。
アーティストがベクター作品を最初から制作する場合、おそらくその構成に適するさまざまな方法で図形のレイヤーを重ね、次に線と塗りの組み合わせを使って最終的なデザインを完成させます。Vector Magic は、2 つの特徴を有する結果を生成します。1 つは塗りのみ、もう 1 つは、線と塗りです。
これは最もよく使われる出力モードで、図形は塗られていますが線は使われません。
図形ごとに 1 度だけカットするので、ベクターベースの印刷や切抜きメソッド、たとえば、ビニール切り抜き、レーザー刻印、刺繍などに適しています。大部分のエッジは 2 つの図形で共有されているので、エッジごとに 2 回カットされることがあります。
ファイルがより単純であり、大部分のビューアと互換性があります。
バグがあるビューアでは細く白い線が出ることがあります。大部分のビューアにはバグがあります。
塗りのみ
これは、塗りのみの図形の周りに白い線が出るバグの多いビューアに対する回避策です。すべての図形はまず線が作成され、次に 2 番目のレイヤーで塗りが入ります。これによって白い線をなくすことができます。
バグの多いビューアでも細い白い線をなくすことができるので、表示目的に適しています。
ファイルはより複雑になり、旧版のビューアと互換性がない場合があります。
ビニール切り抜き、レーザー刻印、刺繍などに使用する場合、図形ごとに 2 度カットされることがあります。
線
塗り
線と塗り